■エアマイティ 施工事例１
当社で実際に整備・改修作業をした際の、施工事例写真の個別紹介ページです。
随時更新します。
大きな全体から、細かい部分までの仕上がりと、見えない部分までのこだわりの作業をご覧いただければと思います。
※写真は一部、プライバシー保護などのため、加工している部分があります。
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空調機データ
屋外仕様空調機 風量７２０００ＣＭＨ 電動機３７ＫＷ
主要作業内容
フィルターボックス外板パネル新規製作、交換（内張り保温材を含む）
コイルボックス、ファンボックス外板パネル全塗装
フィルターボックス点検口新規製作、交換
フィルターボックス骨格ケレン、全塗装
送風機機内ＳＡ側キャンバス新規製作、交換
ファンボックス天板内張り保温材張替
送風機ランナー高圧薬品洗浄
他、付帯作業
工事日数
２日間（残業有）
作業詳細
今回の作業は、屋外設置の空調機です。
フィルターボックスの外板パネルが錆で腐食し内部に雨水が浸入していました。
そのため、新しいパネルを製作し、内部を塗装しながら現場交換します。
コイルボックスやファンボックスの外板は腐食が少ないため、外板全塗装で対応します。
そのほか、ファンボックスのキャンバス継ぎ手などを交換します。
今回の作業は、屋外設置空調機のフィルターボックス側が中心です。
塗装が劣化し、腐食が進行していました。
設置場所が狭く、空調機本体の更新は、難しい場所です。
雨水が機内に浸入し、内部骨格や機内床面にも腐食が進行していました。
点検口は錆で固着していました。
外板パネルは、腐食と自重で外側に変形しています。部分的に穴もみられました。
ファンボックス側のパネルは傷みが少ない状況でしたので、全塗装で補修の予定です。
フィルターボックスの下部です。パネルに穴があき、取付ボルトはすべて錆びています。
フィルターボックスの内部です。
保温材に雨水が浸み込み劣化しています。
内部骨格にも腐食がみられます。
作業開始です。交換するパネルを順に外します。
パネル撤去後です。パネル取付ボルトは腐食でほとんどが折れました。
ディスクグラインダーにワイヤーブラシを取付け、錆のある部分をすべて丁寧にケレンします。
折れたパネル取付ボルトの穴とネジ山をひとつずつ修復します。パワーと根気が必要です。
ケレン後、下地調整を行い、骨格と床面を黒色に全塗装しました。
骨格外側にエア漏れなどを防ぐパッキン材を貼り付けます。
このパッキン材は、防水の役目もします。
新しく製作したパネルを取り付けます。事前に塗装を仕上げ、内側面には保温材をクロスで巻いて施工してあります。
内部別作業です。
送風機のＳＡキャンバスが破損しています。漏れた風で天板の保温材が吹き飛ばされました。
新しくキヤンバスとフランジを製作しました。フランジには、パッキン材を貼り付けてあります。
新規キャンバス取付後です。完全に密閉されました。ボルト・ナットはすべて新品にします。
キャンバス周囲の天板に保温材を施工しました。表面はクロス仕上げになっています。
剥がれた天板の古い保温材は・・・ここにありました！。送風機ランナーに巻き込まれていました。
洗浄用の薬剤を塗布しています。汚れの度合いで、直接塗布するか、洗浄液に混ぜるかを決定します。
送風機ランナーを高圧洗浄機で洗浄します。
高圧洗浄した水を仮設ドレン管で排水します。送風機の汚れが良く落ちているのがわかります。汚れが出なくなるまで念入りに洗います。
洗浄後の送風機ランナーです。
とてもきれいになりました。
フィルターボックス作業に戻ります。
新しく製作した点検口を取付けています。
フィルターボックス作業後の状態です。保温材も新しくなり、新品の空調機の中にいるようです。
保温ピンは溶接タイプを使用しました。テープ止めよりも強力に固定できます。
ファンボックス側は、下地調整後に外板の全塗装をおこないました。
ダクト接続部は、雨水が入らないよう、シールを確実に施工します。
フィルターボックス点検口は、動作不良防止のため、ステンレスヒンジを使用し、上部に雨よけを設置しました。
フィルターボックスの新規交換したパネルです。防水ワッシャーとＳＵＳボルトを使用し取り付けしました。
完成です。
パネル間はすべて防水シール
をしました。
まるで新品の空調機のようになりました。今回のパネルは、スチール製でしたが、ステンレス仕様でも製作することが可能です。
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